お久しぶりです。車が手に入ったので(最近では自転車と呼んでいます。みずから転がる車、ではなく、自分で転がす車という意味で)、しょっちゅう出かけていてパソコンに向かえなかったききです。
去る19日に、総合診療科(リウマチ科)の診察がありました。相も変わらず、不機嫌な医者です。
私は、今回が最後の診察にしようと思っていました。理由は、線維筋痛症友の会に紹介された、ペインのあるクリニックにうつるためです。ペインにかかりながら、今の医者にかかり続けようと思っていましたが、通うこと、金銭的な面などいろいろ考えると、どちらかひとつしか選べませんでした。それなら、関係のよくない今の医者にこだわることはないんじゃないか、と思い、転院することに決めました。決めたものの――そんなにスムーズに、紹介状を書いてくれるのかなと思い、不安で仕方ありませんでした。
綿密な計画を練り、レジュメも用意して、その中に転院のことや紹介状を書いてほしいことを入れました。
当日は9時すぐに呼ばれて…車で行ったのですが、診察室になかなか入りきらない大きい車です。それを見ているはずなのですが、何も言わない医者。
いつも通り、1か月間の症状などを伝え、そして、病名について尋ねました。毎回尋ねているのですが、今回のは、これが最後のチャンスでした。
――もっと真摯に私の思いを汲み取って! つらい気持ちに気付いて!
でも、医者はまったくいつもと同じでした。
「慢性疼痛。線維筋痛症というほどの痛みじゃないと思う。(以下略)」
もはや絶望感しかありませんでした。
医者は、車だってきっと、大げさにしか思ってないんだな。私は元来痛みに鈍くて、骨折したときだって、平気だったのに。それが今こんなに痛いのに。なんでわかってくれないの…。
そこで、ペインのこと、紹介状を書いてほしいことを伝えると、少し驚いたように見えましたがすぐに真顔に戻ったようでした。
「今日中には書けませんよ、経過がいろいろありますからね。いろんなところも転々としてきていますしね。一週間かかりますよ。また取りに来てください」
そしてひとこと、付け加えたのでした。
「痛みをゼロにはできませんよ。どこへ行ったところで、ゼロになんかにはなりませんからね」
ゼロにはならないかもしれない。けれども、痛いながらも自分のことくらいは自分でなんとかできるようになりたいのです。
それと、転々として〜から続く、どこへ行ったところで〜は、とてもイヤミに感じました。私は言いたいのですが、『あなたの力量に見切りをつけたから転院』するのです。
医者の言い分もあるのでしょうが、あえて私が言いたいことは、
「お世話になりました。さようなら」
ということだけにしておきましょうか。残念です。